SDAでは解析結果の数値を保存することができますが、これらのデータは全て「*.csv」(カンマ・セパレーテッド・バリアブル)として出力されます。
樹高は各断面の年輪幅の比例配分で計算されています。出力される情報は連年成長と総成長(樹高)で下の図のように値はm単位で算出されます。
材積計算の時の幹足部は全て直上部の円板の年輪幅をもとに比例配分した値を用いています。材積は下の図のように「cm3」単位で算出されます。一行目の右側には毎年の材積の合計値と積算値が配置されます。最下行にも各断面間の合計値が配置されます。この表をみると、0.2〜1.2mの丸太の材積は131,789cm3であること、2002年の材積は30,065.3cm3であること、全ての積算値すなわち幹材積は1.0128m3であることがわかります。
重量は材積に容積密度を乗じた値として計算され、単位は「g」で表示されます。一行目の右側には毎年の重量の合計値と積算値が配置されます。最下行にも各断面間の合計値が配置されます。この表をみると、0.2〜1.2mの丸太の重量は74,036.6g、2002年の重量は14,236.2gであること、全ての積算値すなわち幹重量は441.548kgであることがわかります。